シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日
シンとんぼには農業の持続的発展と食料の安定供給への切なる思いがあり、この思いが一日でも早く実現されることを願いながら、今後の農業を占う様々な事項について持論を展開している。
その一環でシンとんぼでは、大本の法律である食料・農業・農村基本法(2024年6月改正)の条文の理解を深め、シンとんぼなりに基本法をしっかりと学べたのではないかと思っている。
現在、同法の理念を実現する具体的な内容を記した(であろう)2025年4月11日に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」(以降、「基本計画」)の詳細を検討しながら、基本法の理念がどのように反映され、どうやって実現しようとしているのか等を検証し、農業現場で何がなされなければならないのか探ろうとしている。
前回から「第3部 食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標」の検証を行っており、今回から目標やKPIの設定がどのようになっているかひも解いてみようと思う。
それは、「2 目標並びに食料、農業及び農村に関する施策のKPI一覧」の項に記載されている。それは、(1)我が国の食料供給、(2)輸出の促進(輸出拡大等による「海外から稼ぐ力」の強化)、(3)国民一人一人の食料安全保障・持続的な食料システム、(4)環境と調和のとれた食料システムの確立・多面的機能の発揮、(5)農村の振興の5つの分野に分けて設定されている。
最初に"(1)我が国の食料供給" に関する目標・施策・KPIをひも解いてみよう。
我が国の食料供給に関しては、国内食料供給、食料自給力の確保、付加価値の向上、動植物検疫、安定的な輸入の確保といった5つのカテゴリーに分けられており、それぞれに目標とKPIが設定されている。下表にその概要を整理したが、目標やKPIは要約を示し、内容の詳細は次回以降カテゴリーごとに検証したい。

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