セーフガード(せーふがーど)
輸入急増による国内産業への重大な損害防止のための関税引き上げなどによる緊急輸入制限措置。1994年GATT(関税貿易一般協定)19条で一般セーフガードとして認められている。その後、ウルグアイラウンド合意で関税化した農産品についての特別セーフガード(SSG)が認められている(WTO農業協定5条)。日本は米、小麦、大麦、乳製品、でん粉、雑豆、豚肉、生糸など。牛肉のセーフガードはこれらとは別に措置された。また、TPP協定、日米貿易協定、日EU・EPA協定でもそれぞれ関税引き下げにともなうセーフガード発動措置が盛り込まれている。
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