【訃報】佐藤喜作氏が逝去 農協協会前会長2024年5月8日
(一社)農協協会前会長の佐藤喜作氏が5月2日、反復性肺炎のため療養先の千葉県内の病院で逝去した。96歳。
佐藤喜作前農協協会会長
葬儀・告別式は5月11日午前10時から、秋田県にかほ市三森三嶽森41-1「虹のホールしらゆき」で行われる。喪主は長女・佐藤ひとみさんの夫・佐藤知公(ともひろ)さん。
佐藤氏は1927(昭和2)年7月生まれ。秋田県仁賀保町(現にかほ市)出身。
宇都宮農林専門学校(現宇都宮大学)を卒業、獣医師として秋田県農業共済連家畜診療所勤務を経て、1953年から1年半、デンマークで農業実習生となる。帰国後、1973年から96年まで仁賀保町農協代表理事組合長を務めた。その間、農家が食べ物を自給する「50万円自給運動」などを進めたほか、有機農業にも取り組み、日本有機農業研究会理事長を務めた。
(一社)農協協会では副会長、会長を務めたほか、秋田いのちと農を考える会会長など歴任した。
主な著書に『村と農を考える』(1982年、無明舎出版)、『百姓にとって農協とは何か』(1986年、日本経済新聞)、『農協が築く自給自立運動 秋田県・仁賀保町農協の実践』(1991年、家の光協会)、『自給自立の食と農』(2000年、創森社)など。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































