能登半島地震からの復興応援 石川県産食材を販売「JA共済マルシェ」開催2024年7月29日
JA共済連は7月18日、全国から仕入れた旬の農産物などを販売する「JA共済マルシェ」をJA共済ビル2階エントランスホールで開催。11時30分から開かれたマルシェには114人が来場し、12時23分には完売した。
第36回「JA共済マルシェ」の会場
平成28年度から開かれているこの取り組みは、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として事業展開するJA共済が、全国各地の旬の国産食材の魅力や美味しさをJA共済ビルのある千代田区平河町の近隣住民や近隣オフィスを利用する人々に届けている。
第36回となる今回は、1月に発生した能登半島地震からの震災復興への応援として、アスパラガス、トマトなどのおなじみの野菜をはじめ、アールスメロンや小玉スイカなど石川県産の食材を取り寄せ、石川県内の新規就農者と販売した。また、当日はJAグループ石川の会長を務めるJA共済連西沢耕一経営管理委員会副会長も店頭で販売した。あわせて、農福連携を応援する取組みとして、社会復帰に取り組む農協共済中伊豆リハビリテーションセンターから届いたクリップ・メモ帳・巾着など手作りの小物も並んだ。
来場者で近所に住む夫婦は「何を買っても美味しく、今までハズレだと感じたことがない。今日もケチャップを試食させてもらい、あまりの美味しさに購入した。長く長く続けて欲しい取組み」コメント。また、JA共済ビルで勤務している女性は「自分ができる支援活動は限られているが、食べて応援することはできるので、今日は野菜や果物をたくさん買いました」と話していた。
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