障がい者が活躍を応援「エイブル・アートSDGsプロジェクト」開催 近畿ろうきん2024年10月11日
近畿労働金庫は、障がい者が活躍できる環境づくりの一環として、2000年から地域のNPOなどと共催で、知的・身体的に障がいのある人が"芸術"を通して社会と交流するプロジェクトを実施している。
同プロジェクトは、(一財)たんぽぽの家理事長の播磨靖夫氏(令和4年度文化功労者)が提唱する「エイブル・アート(運動)」の考え方と、労働金庫の理念とが合致し、ろうきん運動50周年の節目にあたる2000年度から開始。地域の公共の場や職場・店舗などで障がい者アートの展示、NPOや学生と連携したワークショップ、シンポジウム等を中心に、地域の特性を活かした様々なプログラムを展開している。過去24回の開催を通して、のべ14万人が来場した。
2006年には、「エイブルアート近畿~ひと・アート・まち」で、幅広い多様な市民の参加により実施している取組みが高く評価され、メセナアワード2006「文化庁長官賞」を受賞した。
2024年度のプロジェクトは、 労働金庫と同じ非営利・協同セクターの仲間である生活協同組合が企画・運営に携わり、「障がい者アートを日常生活のなかでたのしむ」をコンセプトに、奈良県にある生協店舗で各種プログラムを展開する。
「エイブル・アートSDGsプロジェクト2024」は、「ARTS in CO-OP~ 生活とアートの協同~」と題し、市民生活協同組合ならコープの奈良市・生駒市内の各店舗で、10月12日から12月8日にかけて各種プログラムを展開する。
◎「エイブル・アートSDGsプロジェクト2024」概要
<メイン会場(コープ七条)>
■ARTS in CO-OP
日時:11月16日~12月8日 9:00〜21:00
障がいのあるアーティストが展示会場となる店舗を訪問・見学し、そこで印象に残ったヒト・モノを作品に仕上げた。コープ七条の店舗内で展示。
■にぎわいマルシェ
日時:11月16日、17日 10:00〜13:00
障がいのあるアーティストの作品や福祉施設で制作された製品を販売。
■ワークショップ de SDGs
日時:11月16日 10:00〜14:00
ウガンダの元こども兵の社会復帰に活用されているペーパービーズアクセサリーを作りながら、平和について考える。
■近畿ろうきん「お金のなんでも相談会」
日時:11月17日 10:00〜15:00
近畿ろうきんの相談員がお金の疑問に応える。
<ならコープ各店舗>
■プライベート美術館 in CO-OP
障がいのあるアーティストの作品の中から、ならコープの役職員が「お気に入り」の作品を選び、推薦コメントとともに各店舗に展示。
コープ朱雀:10月12日~18日
コープ学園前:10月19日~25日
コープおしくま:10月26日~11月1日
コープいこま:11月9日~15日
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