宮城県で米穀販売分野を強化 鈴木米穀を子会社化 おてんとさん2022年8月30日
株式会社おてんとさん(宮城県大崎市)は8月26日、鈴木米穀株式会社(宮城県仙台市)の株式を取得し、子会社化することを発表。新たに"おてんとさんグループ"として、両社がこれまで培ってきた経験やノウハウ、経営基盤を集め、競争力の強化に向けたシナジー効果の最大化と早期実現に取り組む。
おてんとさんは、農業用品小売販売のほか、農産物直売所「あじわいの朝」を運営。また、山の駅くりこま、道の駅おおさきの管理運営やレストラン事業「あじわい亭」、EC事業部ネットショップのほか、梨園管理、農業用ドローン講習・販売、米穀集荷販売など幅広く手がけている。一方、1926年創業の鈴木米穀は、業務用米穀の販売や個人向けEC販売を行ってきた。今後は、特にグループ間で成長が期待される米穀販売分野で、地域ナンバー1カンパニーをめざし、「ひとめぼれ」や「だて正夢」など宮城県産米を中心とした集荷と販売を強化する。
おてんとさんは「農業は国の宝 地産地消を推進し 地元を元気にします」を企業理念に掲げ、近年業績を伸ばしている。今回の子会社化によって地産を担う同社と地消を担う鈴木米穀のグループ体制で、日本の農業を守るとともに、食料自給率を高め、食の安全保障に貢献することをめざす。
農産物直売所「あじわいの朝」
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