コーポレートサイトをリニューアル 神明ホールディングス2023年3月2日
神明ホールディングスは3月1日、コーポレートサイトをリニューアルし、新たに公開した。
創業120年以上で米穀卸売業に始まる同社は、企業理念の「私たちはお米を通じて、素晴らしい日本の水田、文化を守り、おいしさと幸せを創造して、人々の明るい食生活に貢献します。」のもと、現在は米卸と青果、水産、中食外食、米飯加工・一般食品など食に関わる事業を手がけている。
近年は、食の欧米化や、単身者・共働き世代の増加など日本人の米離れが進む中、米の年間一人当たりの消費量は、1965年頃の112kgをピークに下がり続け、2020年時点では50.7kgまで減った。一方、世界全体の穀物の消費量は、世界人口の増加や新興国での経済発展とともに増加傾向にある。また、食料の需要増が見込まれるなか、日本の食料自給率は38%と低い水準である上、地球温暖化や異常気象、紛争による食料の輸出制限など、食と農業をめぐる課題は絶えない。
同社と同社グループは、企業理念を念頭に、「日本の農業を守ること」「日本産の米・農産物の消費を拡大すること」「人々の食生活を守ること」を役割に掲げ、「食料危機を救う」ことに使命として取り組んでいく。
新コーポレートサイトでは、そのミッションを「日本が抱える食の問題」と「神明グループの挑戦」として約2分の動画にまとめて発信。また、同社代表が打ち出す「アグリフードバリューチェーンの構築」を視覚化した。食の流通を1本の川に見立て、「川上」にあたる生産地から「川中」の食品製造業・流通、「川下」の食材配達や外食産業など、全体の構造を指しており、ピクトグラムを使って視覚的な図記号で「アグリフードバリューチェーン」を表現した。
「アグリフードバリューチェーン」を視覚化
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