香川県の24年産米概算金 コシヒカリとおいでまい、42%上がる2024年8月27日
JA香川県は、24年産米の仮渡し金(JA概算金)を大きく引き上げた。1等米60キロの仮渡し金(JA概算金)は、コシヒカリとおいでまいが1万6620円(前年比+4920円、42%高)、ヒノヒカリが1万6020円(+4920円、44%高)とした。
担当者は、「23年産米の高騰に加え、再生産価格を見据えて仮渡し金を決めていくというJAグループ全体の考えに沿って決めた。9月下旬になると新潟県産米や東北産米が出てきて、国も作況を発表するので、その段階で価格がどう落ち着くかはまだ見通せない。ただ、米づくりを続けるためにはこれまでの米価は安すぎた。24年産米の価格が上がることで消費が減る懸念もあるが、食品スーパーなど小売り段階で米が5キロ3000円になっても茶碗一杯60円ほどで、パンや麺類よりまだ割安だ。消費者の理解を得るため、情報発信にもいっそう努力したい」と話している。
これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何? 参照)。
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