「平年並み」31都府県、「やや良」11道府県 24年産水稲 8月15日現在2024年9月2日
農林水産省は8月30日に8月15日現在の24年産水稲の作柄概況を公表した。
「良」(対平年比106%以上)は青森県で1県、「やや良」(同105~102%)は北海道、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、茨城県、和歌山県、大阪府、徳島県の11道府県となった。
その他、「平年並み」(同101%~99%)は31都府県でもっとも多く、「やや不良」(同98%~95%)が佐賀県、長崎県、宮崎県の3県となった。
作柄概況は、気象データ(降水量、気温、日照時間、風速等)と人工衛星データ(降水量、地表面温度、日射量、植生指数等)から作成される予測式に基づき、8月15日以降の気象が平年並みに推移するとして作柄を予測したもの。
徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県は早期栽培を含まない普通栽培のみの作柄を予測している。
最近の水稲の全国作況指数は2020年産「99」、21年産「101」、22年産「100」、23年「101」となっている。
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