アイリスオーヤマ 宮城県と包括連携協定締結 パックごはん輸出で県産米販路拡大へ2024年12月6日
アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は12月5日、宮城県と包括連携協定を締結。パックごはんの輸出を通じて県産米の販路拡大などを目指す。
締結式に臨んだ村井知事(左)とアイリスオオヤマの大山会長
アイリスグループは、宮城県内に本社をはじめ4事業所・3工場を有し、地方自治体との包括連携協定の締結は8件目。都道府県との締結は今回が初めてとなる。
同協定は、宮城県と同社が相互に様々な資源を活用し協働することで、地域産業の振興、防災・減災、子ども・教育、環境保全・省エネ・脱炭素、健康増進の各分野で、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展及び県民サービスの向上を図る。地域産業の振興に関しては、県内の大学生・高校生を対象としたインターンシップの受け入れや、パックごはんの輸出による県産米の海外での販路拡大などを目指す。
5日に宮城県庁で行われた協定締結式で宮城県の村井嘉浩知事は「協定に基づき、学生のインターンシップ受入やスタートアップ企業の支援、海外における県産米の販路拡大、災害時等の物資支援、県内の高校での出前授業、子ども食堂への支援など、幅広い分野で連携、協力していく。この協定が、地域の活性化や県民サービスの向上に繋がるものと期待している」とコメント。また、アイリスオーヤマの大山健太郎会長は「農業支援の分野では、宮城県のお米農家を支援すべく、パックごはんを海外に展開することで貢献していきたい。また、防災に関しては、東日本大震災の経験も活かし、迅速な支援ができるよう強化している。その他、教育・スポーツといった様々な分野で積極的な取り組みをしていきたい」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日