政府備蓄米売り渡し 入札 3月10日に実施 農水省2025年3月3日
農水省は3月3日、政府備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しの入札を公告した。入札は3月10日に実施する。
初回は15万tで24年産米10万t、23年産米5万tを入札にかける。
売り渡し対象米穀は、政府備蓄米の保管管理の受託事業をしている事業体別(今回は4社)別に整理。備蓄米の保管倉庫の所在地、年産、産地品種、等級(1等~3等)、包装形態(フレコン、紙袋)、売り渡し数量で整理番号を付けており、全部で468品目となる。
たとえば、富山県産コシヒカリ1等、フレコン包装で売渡数量は289t、保管倉庫の所在地は広島県、などとなっている。
入札説明会を3月4日に開催する。入札は3月10日に実施され、落札残が出た場合は11日に申し込みを受け付け12日に落札結果を応札者に知らせる。
農水省はできるだけ速やかの落札結果を公表したいとしている。
売渡対象者は年間の玄米仕入量が5000t以上の集荷業者で卸売業者等への販売計画や契約を持つ必要があり、入札の際に農水省にその計画を提出しなければならない。
入札は整理番号ごとに実施され、参加者から提出された入札書で最低販売価格を上回る札のうち、もっとも高価の札から販売予定数量に達するまでの札を入れた参加者を落札者とする。落札価格と同価の札を2者以上が入れた場合は、入札数量の多い者を先順位の落札者とする。
引き渡しは在庫倉庫で行う。引取期限は4月末日。
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米、稲WCSへの十分な支援を JAグループ2025年10月16日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】本質的議論を急がないと国民の農と食が守れない ~農や地域の「集約化」は将来推計の前提を履き違えた暴論 ~生産者と消費者の歩み寄りでは解決しないギャップを埋めるのこそが政策2025年10月16日
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
「国消国産の日」にマルシェ開催 全国各地の旬の農産物・加工品が集合 JA共済連2025年10月16日
-
静岡のメロンや三ヶ日みかんなど約170点以上が「お客様送料負担なし」JAタウン2025年10月16日
-
高齢者の安全運転診断車「きずな号」を改訂 最新シミュレーター搭載、コースも充実 JA共済連2025年10月16日
-
安心を形にした体験設計が評価 「JA共済アプリ」が「グッドデザイン賞」受賞 JA共済連2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
JA協同サービスと地域の脱炭素に向けた業務提携契約を締結 三ッ輪ホールディングス2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
ふるさと納税でこども食堂に特産品を届ける「こどもふるさと便」 寄付の使いみちに思いを反映 ネッスー2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
マルトモが愛媛大学との共同研究結果を学会発表 鰹節がラット脳のSIRT1遺伝子を増加2025年10月16日
-
マックスの誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』がグッドデザイン賞を受賞2025年10月16日
-
北海道芽室町・尾藤農産の雪室熟成じゃがいも「冬熟」グッドデザイン賞受賞2025年10月16日
-
夏イチゴ・花のポット栽培に新たな選択肢「ココカラ」Yタイプ2種を新発売2025年10月16日
-
パルシステムの奨学金制度「2025年度グッドデザイン賞」を受賞2025年10月16日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日