北海道赤平市産「ゆめぴりか」使用『アルファ化米』市の備蓄食に採択2025年3月21日
地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーションは、北海道赤平市産「ゆめぴりか」を使った備蓄食品『アルファ化米』を開発。災害時に食べ慣れた地元の味を楽しめるよう開発され、「北海道赤平市産ゆめぴりか使用! 五目ごはん 100g」の2400袋が赤平市の備蓄食に採択された。
同商品の開発は2024年8月にスタート。同社は「赤平市が保存食を検討している」という情報をもとに、市内事業者の活性化や地域の魅力発信につながると考え、赤平市産の米を使ったアルファ化米の製造を決めた。同12月末には赤平市のふるさと納税返礼品として登録され、1週間で予想を超える寄附を集めた。「ゆめぴりか」は大粒で甘みが強く、冷めても美味しいことから、アルファ化米との相性も非常に良いと評価された。
"地産地消の防災食"の取り組み
赤平市職員による試食会
赤平市にとっては地元食材を取り入れた非常食は初めての取り組みで今回は「五目ごはん」の開発を依頼。市職員による試食会では、「想像以上に美味しい」「日常でも食べたい」など高評価で、元自衛隊員の総務課職員からは「災害時の炊き出しを何度も経験してきたが、ここまで美味しい非常食は嬉しい。しかも地元のお米なら、販売されたら買わないわけにはいかない」との声が寄せられた。
同商品は、赤平市の防災備蓄食として2400袋が契約され、3月中に納品予定。今後はさらに味のバリエーションを増やし、非常時でも美味しく飽きずに食べられる商品へ進化させる。
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