備蓄米放出で特別チームが発足 農水省2025年5月26日
農水省は政府備蓄米の放出にともない事業者との契約・販売業務の体制を強化するために「米対策集中対応チーム」を設置し、5月26日に発足式を行った。
チーム職員を前に訓示する小泉農相
発足式では小泉進次郎農相が訓示、「国民が今農水省に求めている最優先課題は米の価格を安定化させること。安くおいしい米を一日も早く消費者に届けることが我々の喫緊の課題だ。米対策に集中的に対応して国民の期待に応え、米農家が安心して将来にわたって米農家としての営みを続けることができる環境を作っていきたい」と述べ、「どうか力を貸してほしい。ともに結果を出していこう」と呼びかけた。
チームは本省農産局の職員40人のほか、地方農政局にも設置し合わせて500人規模。26日から始まった随意契約による政府備蓄米の売渡し業務のほか、米の流通の円滑化などの業務にあたる。チーム長は渡邊毅事務次官が務める。
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