全農 政府備蓄米 出荷済み12万t4000t超に 進度率62%2025年5月30日
JA全農は5月30日、29日現在の政府備蓄米の販売状況を公表した。
販売先からの出荷依頼数量は5月分は7万2526t(前週比84t減)、6月分は4万386t(同5832t増)、7月分は1672t(同445t増)で、4月出荷分(5万5112t)を合わせた出荷依頼数量は16万9348tとなり、契約数量(19万9270t)に対する進度率は85%と高まった。出荷依頼待ち数量は2万9922tとなった。
5月29日現在の出荷済み数量は12万3396tと12万tを超え、進度率は前週より10%増え62%、出荷依頼に対しては100%応じた。
出荷済み数量は前週より1万9643t増えた。1日平均で約4000t配送している。
また、第3回入札では全農は9万6925tを落札し、全量販売先と契約が完了し、販売状況を今回から公表した。
出荷依頼数量は5月分は1957t、6月分は2万7147t、7月分は2637t、8月分は454tで計3万2195tとなり進度率は33%となった。出荷済み数量は1478tで進度率は2%だが、出荷依頼には100%出荷した。
全農は販売先からの依頼に応じ最大限に速やかな受け渡しに努めており、取引先との協議による取引時期の前倒し推進や、そのための出荷・輸送体制の再構築を行っている。
一方、農水省は随意契約で小売業者に備蓄米の販売をしているが、買い受けた小売業者から精米などの協力要請が来ていることを同日、明らかにした。全農は「精米能力にも限界があるが、休日の稼働などを通じて精米能力を高め可能な限り協力する」としている。また、随意契約が開始されたことによる今後の出荷への影響は「現在のところはない」としている。
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