備蓄米 5kg2980円から4480円 農水省調査2025年6月3日
農水省は6月2日、政府備蓄米を含む複数原料米の店頭価格調査結果を公表した。
農水省が5月29日時点で店頭価格を調査した。全国334店舗の抽出調査で5kgのブレンド米価格の全国最低価格は2980円で北海道で調査した13店舗のうちで販売されていた。
一方、全国最高価格は4480円で和歌山県で調査した5店舗のうちで販売されていた。
今回売り渡された備蓄米の倉庫は東日本が多いことから西日本への流通には時間がかかるとともに流通コストも高くなり、製品価格にも反映されることが指摘されていた。
ただ、最低価格と最高価格では1500円の差があることが示された。農水省は継続して販売価格の調査を行っていく方針で小泉農相は3日の閣議後会見で「効果的な政策を打っていくバックデータとしたい」と述べるとともに、備蓄米放出の狙いについて改めて「米価の高止まりを放置すると棚はどんどん外国産米で埋められていく。これを食い止めるために備蓄米を放出している」と、価格を抑えて国産米離れを防ぐためと強調した。
また、同日の会見では入札で売り渡された備蓄米の店頭での販売が遅れいることから、卸などが「実需者と契約していないのなら相談してほしい」と話し、政府が買い戻して価格を引き下げて随意契約で再度売り渡すことも「選択肢」と述べた。
重要な記事
最新の記事
-
【26年度畜酪決着の舞台裏】加工補給金上げ12円台 新酪肉近で全畜種配慮2025年12月22日 -
配合飼料供給価格 トン当たり約4200円値上げ 2026年1~3月期 JA全農2025年12月22日 -
鳥インフルエンザ 岡山県で国内8例目2025年12月22日 -
【今川直人・農協の核心】農協の農業経営をめぐる環境変化(3)2025年12月22日 -
日本産米・米加工品の輸出拡大へ 意見交換会「GOHANプロジェクト」設置 農水省2025年12月22日 -
令和7年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年12月22日 -
「JA全農チビリンピック2025」小学生カーリング日本一は「軽井沢ジュニア」2025年12月22日 -
農政無策【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月22日 -
【人事異動】ヤマタネ(2026年1月1日付)2025年12月22日 -
国産食肉シンポジウム「国産食肉が食卓に届くために」開催 日本食肉消費総合センター2025年12月22日 -
岡山県鏡野町と「災害時における無人航空機による活動支援に関する協定」締結 福田農機2025年12月22日 -
「英国The Leafies 2025」粉末緑茶「あらびき茶」が金賞受賞 鹿児島堀口製茶2025年12月22日 -
「かごしまスマートファーマー育成セミナー」令和7年度の受講生募集 鹿児島県2025年12月22日 -
日本トリム 農業用電解水素水整水器を活用 いちご「肥後こまち」販売開始2025年12月22日 -
宅配インフラ活用 地域を見守り子育て応援 九十九里町と連携協定 パルシステム千葉2025年12月22日 -
大分県大分市佐賀関大規模火災お見舞い金100万円を拠出 コープデリ2025年12月22日 -
新春は「いちごと洋梨のケーキ」丹頂鶴をフルーツで表現 カフェコムサ2025年12月22日 -
障害者雇用支援のエスプールと持続可能な農業モデル構築へ概念実証を開始 食べチョク2025年12月22日 -
滋賀県日野町と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月22日 -
ブラジルCOP30から世界の気候危機を知る 現地イベント報告 パルシステム連合会2025年12月22日


































