米価 「下がる見通し」判断増えず 米穀機構2025年6月6日
米穀機構は6月6日、5月分の米取引関係者への調査結果を公表した。
主食用米の需給動向の現状判断DI値は「88」で前月から1ポイント増えた。向こう3か月の見通し判断DI値は「73」で前月と同じ。今後も米の需給は締まっていくという見方は前月と変わらない。
主食用米の米価水準についての現状判断DI値は「93」で前月から1ポイント下がったものの過去最高水準のDI値であり、「高い」という判断が続いている。
一方、向こう3か月の見通し判断DI値は「59」で前月と同じだった。備蓄米の放出で価格が下がるとの判断が増えることも考えられたが変わらなかった。
調査は5月25日ごろまで実施されたもの。随意契約による備蓄米売渡しで22年産米と21年米を大手小売業者に22万t販売し、5kg2000円程度で店頭に並んだのは5月31日のためその影響は判断材料になっていないと見られる。
今後、備蓄米の販売量が増えることになるが、関係者の判断にどう影響を与えるか、次回の結果が注目される。
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