米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
農水省は6月16日、6月2日週の量販店の米販売価格を公表した。
前週比で▲48円の5kg4176円となった。備蓄米を含むブレンド米の比率が前週比5ポイント増加して44%となった。
ブレンド米の価格は同▲64円の同3834円となった。一方、銘柄米は14円値上がりし4443円となった。ブレンド米の比率が高まったことで全体の価格が下がった。3週連続の低下は2023年8月から9月以来、90週ぶり。
農水省の調査によると
6月2日から8日の間の随意契約による政府備蓄米取り扱う2493店舗(コンビニ含む)の調査によると、銘柄米が5kg4523円(前週比▲157円)、ブレンド米等が同3562円(同▲313円)、随契備蓄米同2119円(同▲23円)とそれぞれ前週より値下がりし、全平均価格は同3096円で前週から▲539円となった。
銘柄米の割合が43%から28%へと減った一方、随契備蓄米は31%から51%へとシェアを伸ばした。
小泉農相は6月17日の閣議後会見で「今回の結果には随意契約による備蓄米の販売が反映され、ブレンド米の比率が増加傾向で推移していることもあり、価格は下落傾向だと見ている」との認識を示し、「備蓄米を求める消費者に早く行き渡るよう引き続きスピード感を持って取り組んでいく」と述べた。
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