米の相対取引価格 過去最高を更新 60kg2万7649円2025年6月18日
農水省は6月17日、24年産米5月の相対取引価格と数量を公表した。
5月の相対取引価格は備蓄米の取引を含む全銘柄平均で60kg2万7649円となった。4月より547円上昇し過去最高となった。前年同月比で+1万2052円となった。
取引数量は5月としては過去もっとも少ない5.2万tで24年産米の取引数量全体の約3%となっている。例年より早いペースで契約が進み、取引は終盤となっていることから24年産米の取引価格全体に与える影響は小さいと農水省は見ている。6年産の備蓄米も取引されたがその量はわずか120tのため価格の引き下げ効果はなかった。
銘柄別にみると佐渡コシヒカリが対前月比162%値上がりし60kg4万4585円となったほか、茨城コシヒカリも同3万6991円となった。農水省は取引の終盤になっており、予定どおり確保したい銘柄について「スポット的な取引も行われ、それが全体の価格を引き上げた」とみる。5月までの年産平均価格は同2万4686円。集荷業者と卸売業者との取引価格としては1990年以降で過去最高となった。
また、農水省は23年産の備蓄米取引も含めた取引価格を参考値として示した。それによると同2万6862円で相対取引価格より787円低いが、4月の2万6673円から上昇した。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ハスモンヨトウが多発 ダイズは初期防除を 三重県2025年8月21日
-
政府備蓄米 在庫水準29.5万tに 農水省2025年8月21日
-
「米の需要に応じた増産」柱に概算要求 農水省2025年8月21日
-
令和7年産の石川県オリジナルなし「加賀しずく」 8月25、26日に初出荷・初競り JA全農いしかわ2025年8月21日
-
8月21日は「みんなで食べよう力うどんの日」そば・うどん店舗でキャンペーン実施 JA全農2025年8月21日
-
だだちゃ豆収穫最盛期 大泉枝豆直売グループ JA鶴岡2025年8月21日
-
夏秋野菜トップセールス開催 熊本市で地元産野菜をPR JAかみましき2025年8月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」山形県「おいしさ直売所 落合店」でお買い物 JAタウン2025年8月21日
-
約6500 万人が3年以上の「防災訓練休眠人口」と推計 JA共済連「防災に関する意識調査」2025年8月21日
-
「モーっとおおいた和牛・豊後牛を食べよう!キャンペーン」大分県産和牛が大特価 JAタウン2025年8月21日
-
TICAD9の歓迎レセプションに公式マスコット「トゥンクトゥンク」登場 「ミャクミャク」とも初対面 国際園芸博覧会協会2025年8月21日
-
【2025国際協同組合年】子ども・若者と協同組合を考えるシンポジウム 10月10日開催2025年8月21日
-
輪作体系の作業計画をシミュレーション プログラムを開発 農研機構2025年8月21日
-
廃棄漁具を新たな製品へ再生 amu株式会社へ出資 あぐラボ2025年8月21日
-
桃とシャインマスカットを一度に 8月のショートケーキ登場 カフェコムサ2025年8月21日
-
静岡県「林業合同就職相談会」開催 林業機械シミュレータが初登場2025年8月21日
-
青山学院大学陸上競技部とパートナー契約を締結 村上農園2025年8月21日
-
91社が集結「おいしい山形・食材王国みやぎビジネス商談会」開催2025年8月21日
-
農業ボランティア「第1回香取市援農Day」参加者募集 千葉県香取市2025年8月21日
-
捨てずに繕う心の豊かさ 情報誌『のんびる』9・10月号受注開始 パルシステム2025年8月21日