日本食品保蔵科学会で「産業技術功労賞」受賞 東洋ライス2025年7月16日
東洋ライスは、6月28日に北海道網走市で開かれた日本食品保蔵科学会・第74回大会(北海道オホーツク)において「産業技術功労賞」を受賞した。
東洋ライスは、同大会で「無洗米、金芽米、おいしい玄米金芽ロウカット玄米の製造にかかわる精米技術の開発、市場の創造」を評価された。
同社は、1961(昭和36)年に前身となる株式会社東洋精米機製作所を設立。全自動精米機をはじめとした精米機器の開発・普及を通じて、コメの品質向上に貢献するとともに、米飯の食味を測定する味度メーターを開発するなど、コメの食味においても科学的評価による信頼性を高めた。また、コメの構造や形状などを解析し、その成果を基に独自の精米加工技術で無洗米、金芽米、炊きやすく食味の良い玄米である金芽ロウカット玄米の技術を開発し広く社会に貢献した。
日本食品保蔵科学会は、食品の低温保蔵に関する基礎的研究と応用に関する研究を推進。生産、貯蔵、加工、流通等の技術とこれらに関する機器の改善を図り、食品流通の合理化と食生活の安定を期とすることを目的として発足した。産業技術功労賞は、学会の目的分野において顕著な技術的貢献のあった企業と団体に与えられる。
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