習慣的な玄米食が高齢者の認知機能改善に寄与 東洋ライス2026年2月27日
東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの瀧靖之教授らの研究グループは東洋ライスとの共同研究により、玄米を週4食、6か月間摂取することにより、高齢者の遂行機能が改善することを明らかにした。
研究成果を発表する東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターの瀧教授
同研究では、認知症や軽度認知障害のない60歳以上の高齢者56人(平均年齢約79歳)を対象に、玄米を摂取する群(30人)と白米を摂取する群(26人)に分け、いずれも施設で提供される主食として週4回・6か月間摂取してもらった。
研究成果を発表する東洋ライスの雜賀慶二社長
介入前後で認知機能検査を実施した結果、摂取した米の種類(玄米/白米)と時間(介入前/介入後)の交互作用を検討したところ、FAB合計得点ではこの交互作用が有意で、玄米群でのみ得点の有意な上昇がみられた(中程度の効果量)(図)。一方、MMSE合計得点については、群間・時間・交互作用ともに有意な差は認められなかった。
図
今回の研究により、玄米を週4食・6か月間摂取するという、日常生活でも取り入れやすいレベルの習慣であっても、高齢者の遂行機能を支える可能性が示された。今後は、高齢者の認知機能を維持・改善する食習慣として玄米食の社会実装が期待される。
同研究成果は、学術誌『Critical Public Health』に掲載された(2025年12月11日付)。
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