【米の食味ランキング】東北と九州の回復目立つ 「にこまる」など高温耐性品種は「特A」の6割に2026年2月27日
(一財)日本穀物検定協会は2月27日、令和7(2025)年産米の食味ランキングを公表した。最上級の「特A」にランクされたのは43産地品種(6年産は39産地品種)で前回より4産地品種増えた。全国的に記録的な暑さに見舞われたが、特に、東北と九州はランクが上がった産地品種が多かった。また「特A」の43産地品種のうち高温耐性品種が27(前年は24)と6割を占め、引き続き高温対策の重要性が示された。食味ランキングの5段階評価の見直しについては、関係機関へのアンケート結果で「変更に否定的な意見が寄せられ、当面は維持する」と報告された。
米の食味ランキングは今年で55回目。道府県から選出された144産地品種(前年143)について、2025年11月から26年2月まで食味官能試験を行った。同ランキングは5段階評価で、「特A」以外は「A」が71(同76)、「A'」が30(同28)で「B」「B'」はこれまで同様に該当なしとなった。対象の産地品種は、茨城県の「にじのきらめき」が新規登録され、大分県は「なつほのか」への入れ替えや産地の追加などがあった。福井県「ハナエチゼン」と鹿児島県の「ヒノヒカリ」は品種切り替えに伴い、今回は登録されなかった。
「特A」の増加については、各産地で「水管理や生育後半の肥培管理などが功を奏した」(日本穀物検定協会)。「特A」となった品種は25(19)で、「元気つくし」「青天の霹靂(へきれき)」「粒すけ」「てんこもり」「はえぬき」「ふくまる」「星空舞」が前年から加わった。また、「特A」となった高温耐性品種は「元気つくし」「てんこもり」「星空舞」が加わった。
ランク間の変動では、「A」から「特A」に上がった産地品種が11、「A'」から「A」が13。逆に「特A」から「A」に下がった産地品種は7、「A」から「A'」は16。上位へのランクアップでは、東北が「A」から「特A」に3産地品種が上がり、ランクダウンはなかった。九州も「A」から「特A」に2産地品番が上がるなど、回復傾向が見られた。

特Aランクの産地品種
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