下落傾向くっきり スーパー米価、半年ぶり3000円台に 止まらぬ「損切り」、小売に波及 2026年3月24日
全国のスーパーでの精米5kgの平均価格が、3月9日の週は3980円だった。約半年ぶりに4000円の大台を割り込んだ。需給が大きく緩む中、年度末の決算対策や融資返済、気温上昇による保管限界を背景に、流通業者による「損切り」が加速。川上での値崩れが、小売店頭価格に波及する局面に入った。
販売数量は前年同期超え続く
全国のスーパーでのPOSデータにもとづいて農水省がまとめた3月9日の週までの「スーパーでの販売数量・価格の推移」を農水省が3月23日、公表した。
平均価格は5週連続で下がった結果、精米5kg3000円台となり、下落傾向が顕著となった。販売数の72%を占める銘柄米の平均価格は4089円で前週比▲25円、28%を占めるブレンド米等が3701円と前週比▲54円とともに下がった。
販売数量は900t台で前年同期比+28.0%となり、7週連続で前年同期を上回った。
融資返済、決算対策で損切りも
スーパーでの米価格は、米不足のために2024年7月頃から上がりはじめた。同月の平均は2383円(前月比+182円)だった。9月に3000円台に乗り、24年産の新米が出回っても価格は上がり続け、25年3月に4000円を超えた。6月以降、政府備蓄米の流通によって7月にはいったん3542円まで下がったが、新米出回りとともに再び上昇。9月には再び4000円台に乗っていた。
政府備蓄米の約59万t放出や25年産米の増産によって、需給が大きく緩んだ。取引業者の倉庫には在庫の米が積みあがり、スポット価格は急落。相対取引価格も下がり続け、米取引の上流では出来秋以降、価格下落が止まらない。
短期融資で秋に米を集荷・仕入れし、売却代金で返済する集荷業者や卸業者の中には、高く仕入れた米が動かないため、仕入れ価格より安く売る損切りの動きも広がった。取引上流での値崩れが小売にも波及し始め、平均価格を下げ続けるトレンドに入ったとみられる。
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