「給食のない日も牛乳を!」 Jミルクがキャンペーン2022年3月11日
Jミルクは、春休みや大型連休などで牛乳の消費が伸び悩む時期を前に、学校給食の関係者と連携して「給食のない日に牛乳飲もう!プロジェクト(仮称)」を立ち上げ、牛乳を飲む子どもと飲まない子どものカルシウム摂取量の違いなどのデータを示すリーフレットを制作し、広く消費者に呼びかけていくことを明らかにした。
Jミルクが作成したリーフレット
Jミルクによると、学校給食は牛乳消費全体の1割強を占めており、春休みや大型連休に向けては牛乳の消費が伸び悩む厳しい需給環境が予想されている。また、ほとんどの子どもが給食以外では牛乳を飲んでいないことが栄養教諭の調査で判明していることから、栄養バランスの向上に向けてこと牛乳が重要な役割を果たしていることを示すリーフレットを通して、保護者などに広く呼びかけていくことにしたという。
リーフレットでは、例えば小学5年男子の場合、1日当たりのカルシウム摂取量(中央値)は、給食がある日は、推奨量(700mg)を超える758mgに達しているものの、給食のない日は501mgに減るなど、給食のない日は全体的に推奨量より約200~470mgのカルシウムが不足しているなどと説明している。
また、牛乳を使った「ほうじ茶オーレ」や「焼きおにぎりリゾット」の作り方を紹介し、朝食やおやつなどで取り入れてほしいと保護者に呼びかけている。
Jミルクは「2月末から3月にかけての消費状況も厳しく、消費拡大に向けてしっかり取り組みたい。学校給食関係者や栄養教諭などと連携して制作したリーフレットを活用していただき、栄養バランスの改善につなげてほしい」と呼びかけている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































