「和牛受精卵」移植技術で「J-Startup TOHOKU」に選定 ノースブル2023年2月13日
和牛受精卵の生産・販売・移植・技術開発を手がけるノースブル(宮城県仙台市)は、東北6県にある将来の飛躍・高い成長可能性を秘めたスタートアップ企業として「J-Startup TOHOKU」に選定された。

同社は、畜産・酪農業界の課題解決を目指し、和牛の受精卵の買い取りから生産と乳牛への移植・販売までを一貫して行う和牛受精卵移植技術のリーディングカンパニー。受精卵移植は、和牛から採取した受精卵を乳牛に移植し、乳牛から和牛を出産させる、いわば"代理母出産"の技術で、和牛農家・酪農家双方の収益増に貢献する技術として期待される。
一方、専門性の高さや技術者不足が足枷となり普及が進んでいないことから、同社は若手技術者の育成に注力している。このほど、経済産業省東北経済産業局ならびに仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会により、高い成長可能性を秘めたスタートアップ企業を官民が集中的に支援する「J-Startup TOHOKU」の追加選定企業10社のうちの一社に選定。1月11日に行われた選定セレモニー&お披露目イベント「J-Startup TOHOKU Innovators Gathering」で開かれた追加選定企業のピッチで、「東北経済連合会賞」をはじめ6部門で受賞した。
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