「xarvio FIELD MANAGER」対応作物に牧草を追加 畜産向け飼料生産をサポート BASFジャパン2025年1月21日
BASFジャパンは、JA全農と共同で推進する栽培管理支援システム「xarvio®(ザルビオ) FIELD MANAGER」のマップ、可変施肥の各機能を牧草向けに提供開始。牧草にはペレニアルライグラス、オーチャードグラス、チモシーなど主要な草種のほか、放牧地のような広い飼料生産の場で活用でき、主な飼料生産地である北海道と九州での利用を想定している。
xarvio® FIELD MANAGERが衛星リモートセンシング画像が提供する地力マップ、生育マップ、植生マップなど各種マップ機能を活用することで、生産者には、①広範囲にわたる牧草の生育状態を把握し、収穫タイミングを最適化、②可変施肥機能を行うことで収量と品質の向上に貢献、③草地の所有者と、管理を行うコントラクターの間で作業内容を協議・決定するための判断材料として利用、④必要な場所に必要な分だけ資材を投入することで費用対効果を高め、生産者の投資収益率を向上させるとともに、環境への影響を低減、といったメリットがある。
BASFジャパンのアグロソリューション事業部の野田信介事業部長は、「令和5年度の日本の飼料自給率は27%となっており、農林水産省は令和12年度に34%に引き上げることを目標にしている。近年の飼料の価格高騰が畜産農家の経営を圧迫する中、持続的な畜産物生産のために国内における飼料の生産拡大が必要。xarvio® FIELD MANAGERの対応作物に牧草を追加したことで、農学意思決定エンジンを飼料生産の量と質の向上に役立てられる」とコメントしている。
「xarvio®」は作物生産の最適化を図る、最先端のデジタルソリューション。「xarvio® FIELD MANAGER」と「xarvio® HEALTHY FIELDS」は高度な作物モデルプラットフォームに基づき、各ほ場の状況に応じたリアルタイムの推奨を提供。ユーザーが享受するメリットが実証されているテクノロジーで、農業者がより効率的かつ持続可能な方法で作物を生産し、収益性を向上させることを支援する。
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