研究現場の腰の負担を軽減 日清丸紅飼料へ「アシストスーツ」導入 イノフィス2025年6月13日
アシストスーツを製造・販売する、東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィスは、日清丸紅飼料株式会社 総合研究所(栃木県那須塩原市)に、アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power®」を3台、「マッスルスーツEvery®」を1台を3月に納品。同研究所ではアシストスーツを、重量物の取り扱いによる腰部への負担軽減と従業員の健康維持に活用している。
「マッスルスーツSoft-Power」の利用シーン
同研究所は、畜産および水産向けの最適な飼料設計や、製造・農場・養殖事業者向けの課題解決を支援する日清丸紅飼料株式会社において、飼料の試験研究・改良・品質検査を担う専門機関。現場では、20〜30kgの重量物を日常的に取り扱う作業が発生しており、腰痛を訴える職員が多かった。また、女性従業員の増加もあり、職場全体の負担軽減が重要な課題となっていた。従来は、正しい姿勢の徹底やストレッチの実施、人員配置の工夫などで対策してきたが、疲労の蓄積や注意力の低下による腰痛の発生は防ぎきれず、根本的な対策が求められていた。
「マッスルスーツEvery」の利用シーン
日清丸紅飼料 総合研究所の担当者でマッスルスーツの製品を試した石川直人氏は「実際に現場で使用してみると、『翌日の疲れの残り方がまったく違う』との声が上がった。連日の飼料製造作業でも体の重さを感じにくく、自然と体が動くという実感が得られている」とコメント。また、「現在は、一部の従業員への導入に限られているマッスルスーツを、今後はより多くの従業員に対して、重量物の取り扱い時に着用することを進めていきたい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(1)養豚農家に寄り添い疾病を防ぐ クリニック北日本分室 菅沼彰大さん2025年9月16日
-
【石破首相退陣に思う】戦後80年の歴史認識 最後に示せ 社民党党首 福島みずほ参議院議員2025年9月16日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(6)2025年9月16日
-
国のプロパガンダで新米のスポット取引価格が反落?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月16日
-
准組合員問題にどう向き合うか 11月15日に農協研究会開催 参加者を募集2025年9月16日
-
ファミリーマートと共同開発「メイトー×ニッポンエール 大分産和梨」新発売 JA全農2025年9月16日
-
「JA共済アプリ」が国際的デザイン賞「Red Dot Design Award2025」受賞 国内の共済団体・保険会社として初 JA共済連2025年9月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道訓子府町で じゃがいもの新品種「ゆめいころ」を収穫 JAタウン2025年9月16日
-
山形県産「シャインマスカット」品評会出品商品を数量限定で予約販売 JAタウン2025年9月16日
-
公式キャラ「トゥンクトゥンク」が大阪万博「ミャクミャク」と初コラボ商品 国際園芸博覧会協会2025年9月16日
-
世界初 土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功 農研機構2025年9月16日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(適用地域追加)NOSAI全国連2025年9月16日
-
農薬出荷数量は1.3%増、農薬出荷金額は3.8%増 2025年農薬年度7月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年9月16日
-
林業の人手不足と腰痛課題解消へ 香川西部森林組合がアシストスーツを導入 イノフィス2025年9月16日
-
農業支援でネイチャーポジティブ サステナブルの成長領域を学ぶウェビナー開催2025年9月16日
-
生活協同組合ユーコープの宅配で無印良品の商品を供給開始 良品計画2025年9月16日
-
九州・沖縄の酪農の魅力を体感「らくのうマルシェ2025」博多で開催2025年9月16日
-
「アフガニスタン地震緊急支援募金」全店舗と宅配サービスで実施 コープデリ2025年9月16日
-
小学生がトラクタ遠隔操縦を体験 北大と共同でスマート農業体験イベント開催へ クボタ2025年9月16日
-
不在時のオートロックも玄関前まで配達「スマート置き配」開始 パルシステム千葉2025年9月16日