市場再生を核に"縁"づくり 愛知県・豊橋商工信用組合(2)【全中・JA経営ビジョンセミナー】2023年12月13日
市場再生を核に"縁"づくり 愛知県・豊橋商工信用組合(1)から
セミナーは、青果市場見学に次いで渥美半島の田原市にある同信用組合の田原南出張所を見学した。この支店を改造した施設は、組合員や企業家のビジネスの相談に応じる「わが社のミライ相談所」の機能を持つ。また組合員がビジネスについて学ぶ「ロッカク塾」も開いている。
セミナーはロッカク塾のフロアに場を移し、豊橋商工信用組合の中村勝彦理事長と、イノチオホールディングスの石黒功社長、それに日下企業経営相談所・日下智晴代表がビジネスの在り方を話した。
ロッカク塾の部屋でセミナー
イノチオグループは、豊橋市を拠点に農業用温室、ビニールハウス、農薬・肥料などの農業資材、種苗、スマート農業、営農コンサルまで幅広い事業を展開。石黒社長は、施設園芸における再生可能エネルギーの導入とシステムづくり、働く人の健康に留意した資材開発の必要性を強調した。
フィールドワークで、信用組合の事業現場を見学し、講演を聞いた参加者からは、「JAは閉鎖性を打破し、待ちでなく、攻めの姿勢で新しい事業に取り組む必要がある」「トップに求められるのは"人間力"だと感じた」などの感想が聞かれた。
重要な記事
最新の記事
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日