広域合併で「JAふじ伊豆」「JA新潟かがやき」誕生 全国551JAに2022年4月1日
新しい年度を迎えた4月1日、静岡県の8JAの合併による「JAふじ伊豆」と、新潟県の5JAによる「JA新潟かがやき」が誕生し、それぞれ現地で記念式典が開かれた。JA全中によると、今回の合併で全国の総合JAの数は551になった。
「JAふじ伊豆」(鈴木正三組合長)は、静岡県東部の「JA伊豆太陽」「JA三島函南」「JA伊豆の国」「JAあいら伊豆」「JAなんすん」「JA御殿場」「JA富士市」「JA富士宮」の8つのJAの合併により誕生した。本店は、静岡県沼津市の旧JAなんすん本店に置かれる。
「JAふじ伊豆」によると、合併後の組合員数(正・准合わせて)は約16万5000人で全国3位、貯金残高は1兆8292億円で全国2位、長期共済保有高は3兆8344億円で全国2位と全国有数規模のJAとなる。
「JA新潟かがやき」(伊藤能徳・経営管理委員会会長)は、新潟県下越南地区の「JA北蒲みなみ」「JAささかみ」「JA新潟みらい」「JA新津さつき」「JA越後中央」の5つのJAの合併により誕生した。本店は、新潟市西蒲地区の旧JA越後中央に置かれる。
5JAの2020年度末時点の組合員数などを合算すると、「JA新潟かがやき」の組合員数(正・准合わせて)は6万309人、貯金残高は約4230億円、長期共済保有残高は約1兆4920億円で、新潟県内では最大規模になる。
JA全中によると、今回の合併によって、4月1日現在の全国総合JAの数は、前回公表した今年1月1日現在から11減って551JAとなる。
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日