「栃木県産3種のいちごサワー」28日に新発売 JA全農2023年11月28日
JA全農は、国分グループ本社と共同開発した「栃木県産3種のいちごサワー」を新発売。JA全農のグループ会社である全国農協食品を販売者として、11月28日から東北・北関東・新潟・北陸・長野・山梨エリアのセブン‐イレブン約4500店舗で販売し、全国のイトーヨーカドー、ヨーク、ヨークベニマルでも順次販売する。
新発売の「栃木県産3種のいちごサワー」
「栃木県産3種のいちごサワー」は、栃木県産のいちご「とちおとめ」、「とちあいか」、「スカイベリー」 の3種を使用。
「とちおとめ」は、栃木県農業試験場で「女峰」の後継種として育成されたいちごで、甘さと酸味のバランスがよく、ジューシーな果汁が特長。10月から6月まで出荷され、全国の作付面積のうち約3割が栃木県内で生産されている。
一方、「とちあいか」は、令和2年7月に名称が決まった新品種。全国で"愛"される"とち"ぎの"果"実になってもらいたいという願いを込められた。
酸味が少なく、甘さが際立ち、色は深紅色で光沢が強いのが特長で、形はハート形。また、「スカイベリー」は、栃木県農業試験場が17年の歳月をかけ、10万を超える株の中から選び抜き、平成24年に登場。
鮮やかな赤と、大粒できれいな円すい形、酸味が少なくまろやかな甘みが特長で、贈答用としても重宝されている。
「栃木県産3種のいちごサワー」に使った果汁は、「とちおとめ」4%、「とちあいか」3%、「スカイベリー」3%の計10%でアルコール度数は4%。
同商品は、流通に適していない素材を加工用として使うことで、生産者の所得向上を目指している。
こうした市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する取り組みは、SDGsの「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「12:つくる責任つかう責任」「15:陸の豊かさも守ろう」につながる。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日