担い手に寄り添い課題解決を JA農業経営コンサルタント交流集会 全中(1)2023年12月13日
JA全中は12月7~8日に東京・大手町のJAビルでJA農業経営コンサルティングに必要な実践事例や最新情報の提供を図るため、2023年度JA農業経営コンサルタント認証者等交流集会を開いた。
JAグループは農業者の所得増大の支援を強化するため農業経営を個別に支援するJA農業経営コンサルティングを実践することを第29回JA全国大会決議で決めた。
コンサルを実施するJA農業経営コンサルタントは農業経営支援の実践的能力がある職員を全中が認証・登録する新しい資格で、認証者にはJAの各部門の職員と連携し、担い手の経営分析や経営改善に向けた支援を行うことが期待されている。
これは筆記試験で認証する制度ではなく、コミュニケーションスキルを身につける講義や経営データなどを読み解く研修などを受け、実際に担い手へのコンサルティングを実践し、そのレポートが審査される。
交流会では資格認証者によるコンサル実践の課題などについての意見交換会が行われた。
意見では「コンサルティング」をどう定義するかについて指摘があった。営農指導という言葉は「上から目線では?」との考えから「農家に寄り添って何を望んでいるかをコミュニケーション力が大事」との意見が出された。
現状分析、目標設定、計画策定 ――実践する人材育成の必要性
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日