JA共済連が「隠レア野菜プロジェクト」 見た目を理由に手に取られづらい青果の隠れた魅力を伝える2024年12月4日
JA共済連は12月4日から、見た目を理由に手に取られづらい青果の隠れた魅力を伝える「隠レア野菜プロジェクト」を実施する。食品ロス問題を減らす取り組みの一環で、生産者の想いや日々の努力を期間限定の特設サイトやギャラリーなどで伝える。
「隠レア野菜」の魅力を伝える
農産物は適切な取引や安定的な流通を目的に大きさ、重さ、色、形、熟度、味、品質などを等級付けした「農産物規格」が設けられている。生産者は規格に合わせて生産しているが、一定数の「規格外野菜」が発生する。規格に沿って流通している作物でも、変わった模様や傷、見慣れない色など見た目を理由に、店頭で手に取られづらくなって売れ残り、食品ロスに繋がっている。
変わった見た目でも実は「秘めている隠れたおいしさや、栄養がある」という事実に注目。「隠レア野菜」として定義し、全8種(白菜、きゅうり、にんじん、さつまいも、なす、りんご、ぶどう、シャインマスカット)をPRする。消費者に見た目だけではなく、正しい理解で青果の購入・消費を促進し、食品ロスの削減に貢献する。
隠レア野菜8種
特設サイトでは「隠レア野菜」全8種を紹介し、企画に協力した農家のインタビュー記事を公開する。記事では農作物への思いや努力に触れ、消費者に農業を身近に感じる機会としたい考え。
「隠レア野菜ギャラリー」では隠れたレアな存在を宝飾品のように飾る。「隠レア野菜」を手に取るアクションに連動した光による象徴的な演出で疑似体験できるアトラクションも行う。開催場所は東京都渋谷区東2の22の3、開場期間は12月5~7日。
コンセプトムービーも配信する。JA共済の地域貢献活動アンバサダーで、お笑い芸人・ティモンディが「隠レア野菜」の魅力を伝える。JA共済のHPで12月4日から公開する。
国産黒毛和牛500gが当たるXフォロー&リポストキャンペーンも行う。12 月4~13日、X(旧Twitter)上で実施する。JA共済「隠レア野菜プロジェクト」公式Xアカウントをフォローし、投稿のリポストで参加。国産黒毛和牛500gを抽選で10人にプレゼントする。
「隠レア野菜ギャラリー」
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