JAしまね出雲女性部が研修会で東京農大を訪問 白石名誉教授が講義2024年12月9日
JAしまね出雲女性部は12月7日、研修会の一環で東京農大を訪問した。役員と職員を含めた14人は「食と農」の博物館などを視察し、同大の白石正彦名誉教授による講義を受け、今後の女性部の活動について意見交換した。
東京農大の白石正彦名誉教授による講義
白石名誉教授は「国際的な協同組合の特性をふまえたJAしまねらしいJA女性部活動の新たな展開と展望」をテーマに講義を行った。東京農大の歴史や概要を紹介したのち、2025年の国際協同組合年や改正された食料・農業・農村基本法、第30回JA全国大会決議にも触れながら、女性部活動の新たな展開と展望に触れた。
研修会一行と白石名誉教授
同女性部については「支店を拠点に多彩な小さな協同組合のネットワークの蓄積」を高く評価。2025年2月の全国家の光大会でも県代表として「家の光記事活用の体験発表」が行われることなども紹介し、今後も「国際協同組合運動の視点を重視して取り組んでほしい」とした。
参加者からは「組合員数の減少や若い人との関わりが弱くなっている」課題について質問が出された。白石名誉教授は各地のJA女性部の活動から「キーワードは"共創"。活動自体が楽しい、健康にもいいという輪を広げ、経済的にもメリットがある活動を」と答えた。
最後に参加者から「交流とチームワークで地域やみんなのための活動を広げ、講習を受けて課題解決の取り組みを具体化したい。生きがいをもって元気に活動したい」との決意が示された。
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