かんきつ栽培の課題解決へ「ハウスみかん防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
JA全農は2月27日、かんきつの防除および栽培における生産者の課題解決のため「ハウスみかん防除研究会」を岡山県で開催する。
ハウスみかん(かんきつ)栽培におけるハダニ防除は、有効な化学農薬が限られ、化学農薬に依存しない天敵農薬を柱とした防除体系の研究が進んでいる。また、「持続可能な環境調和型農業」など「みどりの食料システム戦略」に呼応する栽培・防除体系の関心が高まっている。
一方で、天敵の定着は、施設内の環境条件温湿度などによる影響を大きく受けるため、防除効果が安定しないなどの課題も報告されており、JAグループは施設内環境の影響を受けにくい天敵保護資材「バンカーシート」を利用した技術普及を進めている。
同研究会は、ハウスみかん(かんきつ)における防除および栽培に関する試験研究、産地での取組事例などを共有し、生産者課題の解決に向けた新しい栽培・防除技術の提案と普及のため実施する。
◎開催概要
日時:2月27日【研究会】13時30分~18時、【情報交換会】18時30分~
場所:【研究会】TKP岡山会議室(岡山市北区磨屋町1‐6)、【情報交換会】アークホテル岡山(岡山市北区下石井2‐6‐1)
<参集範囲>
(1)ハウスみかん(かんきつ)産地JAの防除責任者・担当者
(2)ハウスみかん(かんきつ)産地の県JA、県連、全農関係者担当部課長、農薬主任者技術者、推進担当
(3)公的機関関係者(県試験場、普及所など)
(4)関係メーカー
最大定員:100人
<主な内容>
・基調講演(40分)
農研機構 植物防疫研究部門果樹茶病害虫防除研究領域検疫対策技術グループ 上級研究員 外山晶敏氏
・有機マルチ資材を活用した試験事例報告①~④(120分)
・柑橘類の輸出動向と残留農薬の課題・取組事例について【仮】(30分)
JA全農(輸出対策部等)
・総合討議(40分)
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