全農 政府備蓄米入札への応札方針決める2025年2月28日
JA全農は2月28日、政府備蓄米の買い戻し条件付売り渡しの入札に応札すると決定したと発表した。
政府備蓄米の売り渡しは年間の玄米仕入れ量が5000t以上の集荷業者で卸売業者への販売計画や契約を持つ業者。全農は「国産米の円滑な流通確保に向け」、政府備蓄米の売り渡しに対応することを決めた。
全農は、今後、国の資格申請承認と入札公告内容を踏まえ、「国産米の安定供給と生産者が継続して意欲的に稲作経営できる観点を十分に踏まえつつ適切に取り扱う」としている。
農水省は21万tを販売する予定で初回は15万tを入札する。売り渡しを受けた集荷業者は卸売業者へ販売し、卸売業者は原則、精米で流通させることが求められる。
集荷業者からの買い戻しは売り渡しから原則1年以内としているが、江藤農相は27日の衆院予算委員会の分科会で、米の価格が「落ち着くまではしない」と答弁。農水省も当初から買い戻し期限については「双方協議のうえ延長することも可能」としていた。
入札公告は3月始めにも実施される。
重要な記事
最新の記事
-
米の相対取引価格 過去最高を更新 60kg2万7649円2025年6月18日
-
米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
【JA人事】JA中野市(長野県) 望月隆組合長を再任2025年6月17日
-
備蓄米の格安放出で農家圧迫 米どころ秋田の大潟村議会 小泉農相に意見書送付2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
転職希望者対象に「農業のお仕事説明会」 6月25日と7月15日に開催 北海道十勝総合振興局2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日