JA中古農業機械展示会に約240人が来場 コスト低減の一助に JA全農おおいた2025年3月13日
JA全農おおいたは3月1日、JAグループ大分で初となる中古農業機械展示会を開催して約240人が来場した。近年の原材料、製造、流通コストの高騰により農業機械価格が上昇し、中古農機の需要が年々高まっていることから開催した。

当日はトラクター、田植え機、コンバインを中心とした中古農業機械などを展示し、成約した来場者には記念品が贈られた。展示会後も問い合わせがあり、10台前後の成約になったという。来場者からは「目的のものが見つかってよかった」「こういうイベントを定期的に開催してくれると嬉しい」といった声が聞かれた。

中古農業機械展示会の様子
JA全農おおいたは昨年度から古物商の認可を受け、中古の農業機械を取り扱えるようになった。あくまで新規の農業機械の取り扱いが主体ではあるが、需要の多い中古にもシフトし、今後も展示会などの開催を検討している。同JAの農業機械課の山村有司課長は「農業機械の価格が高騰する中、同イベントが低コスト化への一助になってほしい」と話した。
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