「岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア」を活用した香粧品用香料を販売 小川香料、JA全農おかやま、農林中金2025年4月7日
小川香料(東京、小川裕代表取締役社長)は4月7日、「岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア」を活用した香粧品用香料(フレグランス)の販売を始めたことを公表した。同社とJA全農おかやま、農林中金の岡山支店の3者連携協定に基づく活動の第四弾となる。

3者は2022年6月に岡山県産農産物の知名度向上やブランド力の向上、地域活性化に貢献することを目的とした「岡山県産農産物の利用・普及に関する連携協定書」を締結。同県の名産品を香料の原料として使用し、知名度やブランド向上を進め、地域資源の有効活用を通じたサーキュラーエコノミー(循環型経済)の取り組みにより、生産者の所得増大、環境負荷の軽減、香料を通じた農産物の付加価値向上を目指している。
2023年3月に「岡山県産桃花」、同年7月に「岡山県産白桃」を活用した香料をメーカー向けに販売開始し、昨年9月には第三弾として「岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア」を原料とした食品用香料をリリースしている。第四弾の香粧品用香料とあわせて、幅広い用途で岡山県産の桃やマスカット・オブ・アレキサンドリアの魅力を広げる活動を進める。
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