中畑清氏ら元プロ野球選手が指導「ＪＡ全農WCBF少年野球教室」太田市で開催2025年10月28日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団（WCBF）は10月25日、「ＪＡ全農WCBF少年野球教室」を群馬県太田市の太田市運動公園野球場で開催。中畑清氏や五十嵐亮太氏ら元プロ野球選手が講師となり、子どもたちを指導した。
全農群馬県本部から講師へ群馬の農畜産物を贈呈
元プロ野球選手が講師を務めるこの教室は、今年で33年目を迎えた。太田教室には、同市の少年野球15チームの小学生、指導者、保護者ら計191人が参加。五十嵐亮太氏（ヤクルトOB）、里崎智也氏（ロッテOB）、中畑清氏（巨人OB）、井口資仁氏（ロッテOB）の元プロ野球選手4人が直接指導した。
走塁を指導する中畑講師
開校式では、中畑講師が「講師からいろいろなことを教わって、最高の一日にしてください」とあいさつ。また、全農参事の小池克佳氏は「小学生のうちから良い食習慣を身につけて、体づくりをしてください」、全農群馬県本部長の宮内弘人氏は「群馬県産農畜産物をたくさん食べて、元気いっぱい野球に打ち込んでください」とあいさつした。また、開催県の全農群馬県本部から各講師へ「上州牛サーロインステーキ1kg」が贈られた。
ウォーミングアップ後は、井口講師と里崎講師から走塁の基本、五十嵐講師から投げ方の基本をレクチャー。投手、捕手、野手のポジションに分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を指導した。
野球教室の最後には、講師から推薦された選手同士が対決する一打席対決を実施。代打として出場した五十嵐講師や里崎講師と選手との対決に、選手も来場した保護者も大いに盛り上がった。また、講師のサインボールをかけたじゃんけん大会が行われた。
サイン入りボールの贈呈
指導者講習会では、トレーナーの吉田直人氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 管理栄養士の阿部菜奈子氏が、保護者を対象に成長期の子どもに必要な栄養や上手な取り入れ方、参加賞の餅について効能などを講義した。
参加者には、全農群馬県本部から「やよいひめグミ」、「利根きらりレンジパックご飯」や、協賛各社からは国産農畜産物を使った加工品などが贈られた。
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