JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JA鹿児島みらい(鹿児島) 井手上貢氏(5/27就任) 地域との共生、訪問と対話から2025年6月18日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。5月27日に就任したJA鹿児島みらい(鹿児島)の井手上貢組合長に聞いた。
JA鹿児島みらい 井手上貢新組合長
管内の特産には、桜島大根、桜島小みかん、軟弱野菜、鹿児島黒牛があります。青年部が活発で、園芸や畜産で技術向上に取り組んでいます。当JAでは、鹿児島市と連携し新規就農を支援しています。
私は信用共済畑を48年間歩んできました。日銀のマイナス金利解除に伴う利上げなど金融環境の変化によって、お預かりしている貯金の金利はすぐ上がりますが、住宅ローンなどの貸付金利は一定期間固定されている契約もあり、すぐには上がりません。そのタイムラグから短期的には減収が見込まれる中、経営基盤強化に取り組みます。地域と共生する農協をめざし訪問と対話に力を入れます。職員には聞き上手になってほしいと思います。
米問題では、全農等からの発信が足らなかったと感じます。(江藤前大臣時代の)入札で落とした備蓄米がスーパーに並ばないうちに、小泉大臣による随意契約米が先に並ぶことへの不満も出ています。農政では、消費者目線とともに生産を守ることが重要です。もうすぐ参議院選挙ですが、農業に理解があり生産者の声を届ける人が国会議員になってほしいと思います。
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