政府備蓄米 1万5000t落札-令和2年産入札2020年1月23日
農林水産省は1月22日、令和2年産備蓄米の第1回政府買入れ入札結果を公表した。
政府は令和2年産米の政府備蓄米の買い入れ予定数量を20万7000tとしている。このうち7000tはTPP11発効にともなう豪州産米のSBS輸入枠に対する国産米の市場隔離分だ。
第1回入札は1月21日に実施され入札参加資格者169のうち81者が参加した。落札合計数量は1万5659tにとどまった。青森、山形、福島、栃木などが落札した。
政府備蓄米は令和元年産が運用を見直し、▽元年産の落札実績を2年産から4年産まで優先枠として維持、▽引渡し開始時期の前倒し(9月1日から可)、▽農業者別結びつけ要件の廃止、を実施し今年度も継続する。
とくに農業者別結びつけ要件が廃止されたことから、JAなど集荷業者の判断で応札できるようになった。
また、2年産からは電子入札の実施と、穀粒判別器による検査を試験的に500t程度実施して買い入れる。
令和元年産の政府備蓄米の買入実績は予定数量20万9000tに対して18万5000tだった。8月まで計11回入札を実施した。
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