5月前半のはくさいは高値水準 野菜の生育状況及び価格見通し(令和2年5月)2020年5月7日
農林水産省は4月28日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況および価格見通し(令和2年5月)について、主産地等から聞き取りを行い、その結果を公表した。
現在の生育状況は、根菜類でダイコンは、生育期間の気温が平年を上回って推移し、適度な降雨もあったため、生育が順調で前進傾向。また、肥大が進み太物傾向。
にんじんは、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育が順調で、前進傾向。
葉茎菜類ではくさいとほうれんそうは、平年並み。キャベツは、生育が順調で、肥大が進み、大玉傾向。一部産地では、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、前進傾向。
ねぎは、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育が順調で、肥大が進み、太物傾向。レタスは、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育が順調で、前進傾向。
果菜類できゅうり、なすおよびトマトは、平年並み。ピーマンは、平年並み。一部産地で、曇雨天により生育が遅れていたが回復した。
土物類のばれいしょは、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育が良好で、前進傾向。一部産地では、肥大が進み、大玉傾向。
さといもは、作柄が平年並み。千葉県と埼玉県は収穫終了。たまねぎは、作柄良好で北海道は収穫終了。
今後の生育、出荷と価格見通しは、だいこん、にんじん、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、レタス、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、さといもは5月前半、後半ともに平年並みで推移する見込み。
はくさいは、最近の大幅な需要増加に伴い、出荷を前倒ししたことにより、5月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。5月中旬には、出荷数量が回復する見込みで、5月後半の出荷数量、価格はともに平年並みに戻る見込み。
一方、ばれいしょは生育が前進傾向で、一部産地では、肥大が進み、大玉中心の出荷が見込まれるため、5月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。また、たまねぎは、作柄が良好で、一部産地では、肥大が進み、大玉中心の出荷が見込まれるため、5月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
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