気温上昇でハスモンヨトウの発生注意 愛知県2020年10月19日
愛知県農業総合試験場は10月16日、ハスモンヨトウ情報(野菜類)を更新し、ほ場での発生状況に注意を促している。

10月上旬に実施した巡回調査の結果、キャベツにおけるハスモンヨトウの寄生株率は0.35%(平年0.49%、前年0.75%)、発生ほ場率は10.0%(平年12.4%、前年30.0%)と平年並みだが、一部で発生が多いほ場もみられた。野菜ほ場に設置したフェロモントラップの誘殺数は9月下旬から10月上旬にかけて各地で急増し、平年に比べやや多い状況となっている。
名古屋地方気象台(10月15日発表)は向こう1か月の気温を高いと予測。同種の発生に好適な状況が続き、露地での発生が長引く恐れがあることから、ほ場での発生状況に注意を呼びかけた。

防除対策では、中齢以降の幼虫は薬剤の防除効果が低い傾向にあるため、分散前の若齢幼虫期の防除を推奨。また、露地でのハスモンヨトウの発生が多い場合、施設への飛び込みも多くなるとし、施設栽培では、施設開口部に防虫ネットを設置し侵入を防ぐよう注意を呼びかけた。
その他、病害虫情報はこちら
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日
-
新野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」立ち上げ ハウス食品2025年7月11日
-
いなげや 仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」開催2025年7月11日
-
日本被団協ノーベル平和賞への軌跡 戦後80年を考えるイベント開催 パルシステム東京2025年7月11日
-
東洋ライス 2025年3月期決算 米販売部門が利益率ダウン 純利益は前年比121%2025年7月11日
-
鳥インフル 米バーモント州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月11日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月11日
-
全国トップクラスの新規就農者を輩出 熊本県立農業大学校でオープンキャンパス2025年7月11日