和歌山県で豚熱(CSF)を確認2021年1月27日
農林水産省は1月26日、和歌山県かつらぎ町の養豚農場で豚熱の患畜が確認されたと発表した。
農場では繁殖豚34頭(雄3頭、雌31頭)、肥育豚256頭の計290頭を飼養していた。
和歌山県によると農場では8日に子豚24頭に豚熱ワクチンを接種した。その後、25日に子豚1頭が衰弱しているとの通報を受け県が検査したところ豚熱の疑いが出たため、26日に国の動物衛生研で精密検査したところ陽性が確認された。
飼養豚の殺処分は28日に完了し31日には防疫措置が完了する予定。同県はワクチン接種地域のため、移動制限区域、搬出制限区域の設定は行わない。
豚熱(CSF)は2018(平成30)年9月9日、岐阜県の養豚農場で26年ぶりに発生した。
それ以降、岐阜県、愛知県、長野県、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県(10県)で発生している。(令和2年12月29日時点)。和歌山県の発生は国内61例目。同県では野生いのししで陽性が確認されていたが、豚での発生は1971(昭和46)年以来。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす症状 県内で初めて確認 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】花き類、野菜類、ダイズにオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月3日
-
【注意報】ネギ、その他野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年7月3日
-
【注意報】りんご、なしに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】ねぎにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月3日
-
【注意報】セイヨウナシ褐色斑点病 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月3日
-
【注意報】いね 斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月3日
-
【人事異動】農水省(7月4日付)2025年7月3日
-
花産業の苦境の一因は生け花人口の減少【花づくりの現場から 宇田明】第63回2025年7月3日
-
飼料用米 多収日本一コンテストの募集開始2025年7月3日
-
米の民間在庫量 148万t 備蓄米放出で前年比プラスに 農水省2025年7月3日
-
【スマート農業の風】(16)温暖化対応判断の一助にも2025年7月3日
-
令和7年度「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」募集開始 農水省2025年7月3日
-
農業遺産の魅力発信「高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」開催 農水省2025年7月3日
-
トロロイモ、ヤマノイモ・ナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第347回2025年7月3日
-
【JA人事】JA町田市(東京都)吉川英明組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
【JA人事】JAふくおか嘉穂(福岡県)笹尾宏俊組合長を再任(6月26日)2025年7月3日
-
国産農畜産物で料理作り「全農親子料理教室」横浜で開催 JA全農2025年7月3日
-
ダイナミックフェア2025出展のタイガーカワシマ、東海物産を紹介 JA全農いばらき2025年7月3日