兵庫県で国内4例目を確認-鳥インフルエンザ2021年11月17日
農林水産省は11月17日、兵庫県で今シーズン国内4例目となる高病原性鳥鳥インフルエンザの擬似患畜を確認したと発表した。
金子農相(左)と中村副大臣
同県姫路市の農場から、16日に死亡羽数が増加しているとの通報で簡易検査を実施したところ、陽性と確認されたことからPCR検査を実施、17日に擬似患畜であることが確認された。
農場では採卵鶏約15.5万羽を飼養している。
農林水産省は飼養鶏の殺処分と焼埋却や周辺に移動制限区域、搬出制限区域を設置するなどの防疫措置を実施する。
同日朝、農林水産省は鳥インフルエンザ防疫対策本部を開いた。金子原二郎農相は「今シーズン4例目となる。兵庫県と関係省庁と緊密に連携し初動対応に万全を期すとともに、防疫措置を確実に実施してほしい」と話すととともに、4例とも「池の近く」と指摘し、池の近くにある農場などへ注意するよう「改めて指示を」と話した。
金子農相は、同日、兵庫県の齋藤元彦知事と農水省で会談し地元の要請等を聞く。
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