ばれいしょ、たまねぎは高値傾向 12月の野菜の生育状況と価格見通し 農水省2021年11月30日
農林水産省は11月30日、東京都中央卸売市場に出荷される12月の野菜の生育状況と価格見通を主産地等から聞き取り、結果を公表した。だいこん、にんじん、はくさい、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、レタスが安値傾向となる見込み。一方、ばれいしょとたまねぎは高値傾向となる見込み。
<現在の生育状況>
◎根菜類(だいこん及びにんじん)
・だいこんは、生育が良好。一部の産地では、天候が良好に推移したため、生育が前進している。
・にんじんは、生育が良好で肥大も良好。
◎葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
・はくさい、ほうれんそう、ねぎは、生育が良好。
・キャベツは、生育が良好で、一部の産地では、天候が良好に推移したため、生育が前進している。
・レタスは、生育が概ね順調だが、一部の産地では、気温の低下等により、生育が緩慢となっている。
◎果菜類(きゅうり、なす等)
・きゅうりは、低温の影響で、生育が緩慢となっている。
・なす、ピーマン、トマトは、生育が概ね順調。きゅうり、なす、トマト、ピーマンは、生育が順調。
◎土物類(ばれいしょ、さといも及びたまねぎ)
・ばれいしょ、たまねぎは、7月の高温・干ばつの影響で、玉肥大が進まず、小玉傾向。
・さといもは、生育が順調。
<今後の生育、出荷及び価格見通し>
◎だいこん
主産地で、生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎にんじん
主産地で、生育が良好で、肥大も良好。潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎はくさい
主産地で、生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎キャベツ
主産地で、生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎ほうれんそう
主産地で、生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎ねぎ
主産地で、生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、12月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎レタス
主産地のうち一部の産地で、気温の低下等により、生育が緩慢となっているが、大幅な出荷数量の減少は見込まれない。12月の出荷数量は概ね平年並みだが、需要期ではないため、価格は平年を下回る見込み。
◎きゅうり
主産地で、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、12月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎なす
主産地で、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、12月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎トマト
主産地で、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、12月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ピーマン
主産地で、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、12月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ばれいしょ
主産地で、7月の高温・干ばつにより、玉肥大が進まず、小玉傾向。12月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
◎さといも
主産地で、生育が順調。安定した出荷が見込まれる。11月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、12月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎たまねぎ
主産地で、7月の高温・干ばつにより、玉肥大が進まず、小玉傾向。12月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
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