米国で日本産食品のプロモーションイベントを開催 農水省2022年2月15日
農林水産省は、2021年9月の米国による日本産食品の輸入規制の撤廃を契機として日本産食品の輸出拡大を目指し、2月から3月にかけて、福島県産を中心とする日本産食品のプロモーションイベントを米国ニューヨークで開催する。
日本産食品のプロモーションイベントでは2月17日、現地メディア関係者やインフルエンサー、レストランなどの食品関係者に対し、日本食・食文化の魅力を紹介するため、在ニューヨーク日本国総領事館及びJETROニューヨーク事務所協力でレセプションを開催。新井ゆたか農林水産審議官、内堀雅雄福島県知事によるビデオメッセージを送る。また、日本食普及の親善大使考案の福島県産食材等を活用した日本食の提供として、福島県産米を使用した握り寿司、福島県産和牛を使用したすき焼き等を提供。日本食普及の親善大使によるメニュー・食材紹介と蕎麦打ち実演も行う。さらに、福島県産食品のPR映像などを放映する。
在ニューヨーク日本国総領事館とJETROニューヨーク事務所が実施する「日本産コメおにぎりプロモーション事業」と連携し、2月7日~25日の期間、日本産米を使用したおにぎり弁当を企業や学校へ配布。特に若い世代や企業・学校関係者への日本産米・おにぎりの認知度の向上や冷めてもおいしい日本産米の特徴の周知を図る。また、2月25日と3月6日(米国東部時間)で、おにぎり作りを体験できる一般消費者向けイベントを、ニューヨーク市内にある日本食複合施設「ジャパン・ビレッジ」とニュージャージー州郊外にある日本食レストラン「マウントフジレストラン」でプロモーションを行う。
このほか、JETROニューヨーク事務所主催で、福島県産米など日本産食品に関心を持つ現地食品卸売業者・輸入業者と米国向け輸出を希望する日本側企業をマッチングする小規模な商談会をオンライン形式で実施する。2月下旬から3月上旬を予定。
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