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宮城県で鳥インフルエンザ 国内17例目を確認2022年3月25日

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農林水産省は3月25日、宮城県石巻市で高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜が確認されたと発表した。

今シーズン国内17例目。石巻市の肉用種鶏農場で約3万2000羽を飼養していた。

3月24日に農場から死亡数が増えているとの通報で県が立ち入り検査を実施し簡易検査で12羽で陽性を確認したため、25日に仙台家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施、その結果、擬似患畜であることが確認された。

農水省は同日午前に鳥インフルエンザ防疫対策本部を開催した。殺処分や移動制限区域の設定などを現地で行うとともに、疫学調査チームを派遣することを決めた。

高病原性鳥インフルエンザの国内16例目が確認されたのは2月12日岩手県久慈市の養鶏場。それ以来の確認となるが、農水省は全都道府県に対し改めて注意を呼びかけ、早期発見と早期通報、飼養衛生管理の徹底を指導していく。

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