にんじん・ほうれんそうは安値、たまねぎは高値傾向 4月の野菜の生育状況と価格見通し 農水省2022年3月30日
農林水産省は3月30日、東京都中央卸売市場に出荷される4月の野菜の生育状況と価格見通を主産地等から聞き取り、結果を公表した。にんじん、ほうれんそうは安値傾向となる見込み。
<現在の生育状況>
◎根菜類(だいこん及びにんじん)
・だいこんは、低温・干ばつの影響で、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことにより、生育が順調。
・にんじんは、生育が良好。
◎葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
・はくさい、キャベツ、レタスは、低温・干ばつの影響で、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことにより、生育が順調。
・ほうれんそうは、生育が良好。
・ねぎは、低温・干ばつの影響で、葉が枯れ、生育不良が生じていたが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことにより、生育が順調。
◎果菜類(きゅうり、なす等)
・きゅうり、なす、ピーマンは、低温・干ばつの影響で、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことにより、生育が順調。
・トマトは、樹勢の低下等に伴い、肥大が進まず、小玉傾向。
◎土物類(ばれいしょ、さといも及びたまねぎ)
・ばれいしょは、干ばつ等の影響で、生育が遅延傾向だが、後続産地の長崎県では、玉肥大も良く、生育が順調。
・さといもは、作柄が平年並み。
・たまねぎは、干ばつの影響で、玉肥大が進まず、小玉傾向。
<今後の生育、出荷及び価格見通し>
◎だいこん
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎にんじん
主産地で、生育が良好。潤沢な出荷が見込まれるため、4月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎はくさい
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎キャベツ
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ほうれんそう
主産地で、生育が良好。、潤沢な出荷が見込まれるため、4月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎ねぎ
主産地で、低温・干ばつの影響により、葉が枯れ、生育不良が生じていたが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎レタス
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎きゅうり
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎なす
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎トマト
主産地で、樹勢の低下等に伴い、肥大が進まず、小玉傾向だが、出荷数量の大幅な減少は見込まれないため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ピーマン
主産地で、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向だったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ばれいしょ
主産地で、干ばつ等の影響で、生育が遅延傾向だが、遅延分が後ろ倒しで出荷されており、かつ、後続産地の長崎県では、玉肥大も良く、生育が順調。4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎さといも
主産地で、作柄が平年並み。4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎たまねぎ
主産地で、干ばつの影響で、玉肥大が進まず、小玉傾向。4月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
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