10人が決意を新た 日本農業経営大学校が入学式2022年4月8日
農業経営者の育成を目的とする日本農業経営大学校は4月6日、東京・品川の同校で令和4年度の入学式を行った。10人の新入生に対し、同校の合瀬宏毅校長は、今日の世界的な人口増や気候変動、さらに斬新なテクノロジーやデジタル化などに触れ、「こうした課題に取り組むことで自らのビジネスのヒントをつかみ、実現させてほしい」と激励した。
新入生を激励する合瀬校長
日本農業経営大学校は2013年、次世代の農業経営者を育てる目的で設立された。今期で10期目になる。経営について学ぶため農場はなく、技術もほとんど教えない。さまざまなカリキュラムと100人を超える講師陣を擁し、農業経営者の育成に徹している。2年後の卒業時には、実現可能な自らの経営計画をつくって発表し、実践する。
また、同校の特徴は、自らの力を引き出すため、議論を中心とする授業を取り入れている。
合瀬校長は「ここでは誰もが自分の考えで、自分の意見を表明することが求められる。誰から学ぶかではなく、誰と学ぶかである」と、同じ校舎で学ぶ同級生との意見交換の重要性を指摘する。
10期10名の新入生と関係者
新入生を代表して宮崎市でかんきつを栽培する奥野和裕さんが「10期生同士で時に切磋琢磨し、ときに手を取り合い、この2年間だけでなく、卒業後も共に支え合える関係を築きたい」と抱負を述べた。
重要な記事
最新の記事
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】タコ市首相初の所信表明に慄く 国民より国家優先鮮明2025年11月10日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】12月に「全国参加型基金」発動決定、国の支援も不可欠に2025年11月10日 -
米価水準 「下がる」見通し判断が大幅増2025年11月10日 -
既存農機に後付けで自動操舵 韓国GINTの次世代モデル「Next-G」日本投入へ2025年11月10日 -
鳥インフルエンザ 新潟県で国内4例目2025年11月10日 -
国産農畜産物で料理づくりに挑戦「全農親子料理教室」厚木市で開催 JA全農2025年11月10日 -
JA全農あおもり、外川農機と三者連携 AI自走ロボットの実証・販売強化へ 輝翠2025年11月10日 -
本日10日は魚の日 鹿児島県産「うなぎ蒲焼」など130商品を特別価格で販売 JAタウン2025年11月10日 -
令和7年産新米PRを支援 販促用ポスターを無償提供 アサヒパック2025年11月10日 -
NICTと連携 農業特化型生成AIモデルの構築へ 農研機構2025年11月10日 -
JAアクセラレーター第7期採択企業9社が成果を発表 あぐラボ2025年11月10日 -
"食のチカラ"を体験するイベントに出展 農機体験に人気、女性農業者支援をアピール 井関農機2025年11月10日 -
「製麺所(製麺業)」倒産減少 コメ高騰で麺が人気 帝国データバンク2025年11月10日 -
米粉の消費拡大へ「地域の取り組みを知るゼミ」開設 米コ塾2025年11月10日 -
高輪ゲートウェイで初の3万人規模イベント「農業」をテーマに開催2025年11月10日 -
ALLYNAV自動操舵システム最新モデル「AF718」発表 マゼックス2025年11月10日 -
「豊橋アグリミートアップ」豊橋農家と首都圏スタートアップの交流イベント 東京で初開催2025年11月10日 -
北海道のジャガイモ産地を応援 JAいわみざわ、JAとうや湖の新じゃがポテトチップス発売 カルビー2025年11月10日 -
能登半島地震復興支援 珠洲市の焼酎メーカーの本格焼酎を限定販売 グリーンコープ共同体2025年11月10日 -
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月10日


































