農業分野から脱炭素 山梨県産「シャインマスカット」首都圏3店舗で販売2022年8月22日
農業分野から持続可能な社会の実現をめざし、地球温暖化の抑制に貢献する「4パーミル・イニシアチブ」に取り組む山梨県は、このほど、4パーミル・イニシアチブの取り組みによって生産されたシャインマスカットの販売フェアを首都圏の3店舗で開催する。
7月に開催された「桃フェア」の様子
山梨県は、「ぶどう」「もも」「すもも」の生産量が日本一の"果樹王国"。この特徴を生かし、農業分野から持続可能な社会の実現をめざし、日本全国に先駆けて、地球温暖化の抑制に貢献する「4パーミル・イニシアチブ」に取り組んでいる。
「4パーミル・イニシアチブ」は、土壌に炭素を貯留することで、大気中の二酸化炭素濃度を低減させ、地球温暖化を抑制させる取り組み。フランス政府がCOP21で提案したもので、土の中に含まれる炭素量を毎年0.4%増加させることで、人間の経済活動により大気中に放出される二酸化炭素の増加量を相殺できるという考え方。
フェア開催期間中は、無印良品 銀座(東京都中央区)、やさいや金次郎(神奈川県横浜市青葉区)、サンフレッシュ玉川高島屋(東京都世田谷区)の3店舗で、4パーミル・イニシアチブの取り組みにより生産されたシャインマスカットを販売。各店では、7月に「桃」で同様のフェアを開催しており盛況だった。今回は、新鮮な山梨の山梨県産「シャインマスカット」を販売する。
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