香川県で国内3例目 鳥インフルエンザ2022年11月1日
農林水産省は11月1日、香川県観音寺市の家きん農場で今シーズン国内3例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。
確認された農場は香川県観音寺市にある採卵鶏農場。約4万羽を飼養している。
10月31日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け県が簡易検査をしたところ陽性であることが判明した。その後、PCR検査の結果、1日にH5亜型の遺伝子が検出され、疑似患畜と確認された。
農水省は飼養家きんの殺処分や焼埋却、移動制限区域の設定、周辺農場の発生状況の確認、消毒ポイントの設置などの防疫措置を実施するとともに、全都道府県に対して注意を呼びかけ飼養衛生管理の徹底を指導する。
香川県によると発生農場から半径3㎞以内の移動制限区域内には22農場あり87万1000羽が飼養されている。また、半径3㎞~10㎞以内の搬出制限区域には66農場あり、343万9000羽が飼養されている。
香川県ではJA香川県大野原支店、JA香川県観音寺カントリーエレベーター、JA香川県西讃畜産振興センター、JA香川県高瀬支店、JA香川県豊南カントリーエレベーター、JA香川県財田支店に6か所に消毒ポイントを設置し、畜産関係車両の消毒を開始した。
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